そもそもラウンジって何？
ラウンジは、キャバクラやガールズバーと似ていながらも、少し異なる特徴を持つ夜のお店です。
ラウンジの特徴は、より落ち着いた雰囲気で、上品な接客が売りです。お客様は主に大人の男性が多く、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
ラウンジで働く女性は「ラウンジ嬢」と呼ばれ、おしとやかで気品のある振る舞いが求められます。
料金システムは時間制が一般的で、ドリンク代も含まれています。キャバクラほど派手ではありませんが、洗練された空間でのコミュニケーションを楽しめます。
ラウンジで働くには、マナーや教養が重視されます。お客様との会話も、幅広い話題に対応できる知識が必要です。落ち着いた雰囲気を好む方や、より大人の社交場を求める方に適した職場といえるでしょう。
大学生でもラウンジでバイトできる？
「ラウンジでバイト？でも、私まだお酒飲めないし…」そんな疑問を持つ大学生もいるでしょう。
ラウンジは思っているより敷居が低く、多くの大学生にとって魅力的なバイト先となっています。
まず、お酒が飲めない未成年でも勤務OKなんです。
ラウンジでは、18歳以上の大学生なら働くことができます。ただし高校生はNG。これは、夜間の仕事であることや、お酒を扱う環境であることを考慮しているためです。
未成年のスタッフは、お酒を提供することはできませんが、会話を楽しんだり、ドリンクを運んだりする仕事は問題なくこなせます。むしろ、若さや学生ならではの話題で盛り上がれるのが魅力になることも。
ここで重要な注意点。キャバクラなどで20歳以上とサバを読んでお酒を飲むように言われることがありますが、絶対に指示に従わないでください！
20歳以下の飲酒は法律違反であり、あなた自身も店も大変なトラブルに巻き込まれる可能性があります。
お店によっては「20歳以上」と限定している場合もあります。応募前に必ず年齢制限を確認しましょう。
そして、うれしいことに、ラウンジの勤務未経験でも問題なしです。多くのラウンジでは、丁寧な研修制度を設けています。接客の基本やマナー、お客様との会話の進め方など、働きながら学べる環境が整っています。
さらに、ラウンジでは先輩スタッフのサポートも充実しています。分からないことがあれば、いつでも相談できる体制が整っているので、初めてのバイトでも安心して働き始められます。
大学生にはラウンジのバイトがおすすめな理由
大学生は勉強だけではなく遊びも本業と言われるくらい大切ですよね。
一人暮らしだったらそれに加えて生活費もまかなう必要があり出費がかさみやすいです。「お金を沢山稼ぎたい！」というあなたにはラウンジでのバイトは魅力的な選択肢の一つです。
以下に、その主な理由を詳しく説明します。
時給が高いから
ラウンジのバイトは、一般的なアルバイトと比べて時給が高いのが特徴です。多くの場合、時給は3000円から4000円程度で、繁忙期や週末にはさらに上がることもあります。
この高時給により、短時間の勤務でも十分な収入を得ることができます。そのため、学業との両立を図りながら、生活費や学費の捻出、さらには貯金までも可能になります。
大学生活と両立しやすいから
ラウンジの営業時間は主に夜間であるため、昼間の授業や課外活動と両立しやすいのが大きな利点です。
多くのラウンジでは、シフト制を採用しているので、試験期間や重要な行事がある時期は勤務を調整することも可能です。
また、週1回からの勤務も可能な店舗が多いので、自分のペースでバイトを続けることができます。
社会勉強ができるから
ラウンジでのバイトは、単にお金を稼ぐだけでなく、貴重な社会経験を積む機会にもなります。ラウンジには社会的地位の高い人が来ることが多く、様々な業界の人々と接することができます。
どのお客様も大学生では出会えない人ばかりです。接客を通じて社会人としての振る舞いや会話の仕方を学べます。
また、接客スキルやコミュニケーション能力の向上にもつながり、将来のキャリアにも役立つ経験となります。
さらに、経営者や成功者との会話から、ビジネスの知識や人生観を学ぶこともできるでしょう。
プライベートと区別できるから
「ラウンジはチームプレー」と言われることが多々あるように、ラウンジにはママが居て、キャストは「ママのお客さんを接客する」立場です。
そのため営業が必要なくノルマが無い店舗が多いです。キャバクラなどでは個人にお客さんがつき、売り上げが自分の収入に直結します。
また、厳しいノルマが課されて満たせないとペナルティといって減給されることもあります。そのため、営業LINEをしたり店外デートに応じるなど勤務していない時間以外でも気持ちが休まりません。
その点、ラウンジだとそれらをする必要がないためプライベートと仕事の時間を区別することができ気軽に働くことができます。
ラウンジバイトの特徴
ラウンジバイトは、他のアルバイトとは少し異なる特徴を持っています。ここでは、ラウンジバイトの主な特徴を詳しく見ていきましょう。
主な仕事は会話
ラウンジでの主な仕事は、お客様との会話を楽しむことです。お客様の隣に座り、様々な話題で楽しく話すのが中心となります。
大学での出来事や最近のニュース、趣味の話など、幅広い話題に対応できる知識があると有利です。
会話を通じてコミュニケーション能力を磨くことができ、これは将来どんな職業に就くにしても役立つスキルとなります。
私服での勤務
ラウンジバイトの大きな特徴の一つが、私服での勤務が可能な点です。
特別な制服は必要なく、自分の好みの服装で働けます。
これには、以下のようなメリットがあります。
- 準備の時間と手間が少なくて済む
- 自分らしさを表現しやすい
- 服装にかかる費用を抑えられる
ただし、私服勤務とはいえ、男性を相手にする仕事なのでカジュアルすぎる服装はNGです。清潔感があり、お客様に不快感を与えないような服装選びをしましょう。
ドリンクを作らなくてOK
ラウンジでは、キャスト以外のお店のスタッフがドリンクを作ってくれます。つまり、あなたはお酒を作る必要がありません。
これにより以下のメリットがあります。
- お客様との会話に集中できる
- ドリンク作成のスキルや知識が不要
- 接客に専念できるため、ミスが少なくなる
この特徴は、特に接客業未経験の学生にとって大きなメリットとなります。
営業活動をしなくてOK
多くのラウンジでは、積極的な営業活動を求められません。具体的には、
- 同伴やアフターの強要がない
- お客様との連絡先交換を強制されない
- ノルマのプレッシャーが少ない
これにより、プライベートと仕事の境界線を守りやすく、学業との両立もしやすくなります。また、過度なストレスを感じずに働くことができます。
柔軟な勤務体系
ラウンジバイトは、比較的柔軟な勤務体系を採用しているところが多いです。これは大学生にとって大きなメリットとなります。
- シフトの融通が利きやすい
- テスト期間や課題提出時期に合わせて調整可能
- 短時間勤務や週1回からの勤務など、自分のペースで働ける
この柔軟性により、学業を優先しつつ、無理のない範囲で収入を得ることができます。
ラウンジバイトは、このような特徴から、大学生活と両立しやすい仕事と言えるでしょう。
コミュニケーション能力を磨きながら、自分のペースで働けるこのバイトは、多くの大学生にとって魅力的な選択肢となるはずです。
ただし、夜間の仕事であることや、お酒を扱う環境であることなど、デメリットもあるので、自分に合っているかよく検討してから応募しましょう。
大学生がラウンジのバイトを始める時に注意するべきこと
ラウンジでバイトを始める際は、以下の点に注意しましょう。
- 勤務時間：夜遅くまで働くことになるので、体調管理に気をつけましょう。
- 身だしなみ：清潔感のある服装やメイクが求められます。
- お酒の扱い：未成年の場合、アルコールを提供することはできません。
- 契約内容：給与体系や勤務条件をしっかり確認しましょう。
- プライバシー：個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。
- 学業との両立：バイトに熱中しすぎて学業がおろそかにならないよう注意が必要です。
- 金銭感覚：ラウンジは高時給なので金銭感覚が狂わないように注意しましょう。
学生はあくまでも学業が本業です。沢山稼ぐことができるからといって、のめりこみすぎないようにしましょう！